みなさま、明けましておめでとうございます🎍🌅🍻
ビシッ!!カメラマンの今西なんですッ!👉
さて皆様、お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?
ちなみに私は、1月1日にお休みを頂いておりましたので…
31日の仕事納めを終えた後、あまりの移動速度に無料特急との呼び声高い「JR東海道本線新快速西明石行き」に飛び乗り極寒の元町に行って参りました!
途中駅で寒さに凍えながら年越しを迎え、ビジネスホテルで仮眠という名の晩酌をしたらいざ出陣です❄
まだ日が昇らない午前5時。
前後左右中外すべてに、桐灰貼るッ!を貼って海の見える場所を目指します。
出た時は真っ暗だったのに、日が昇り始めたらあっという間で角を曲がる度に景色が変わっていきます。
逆マジックアワーです。
という訳で、海に到着。
お食事中のカモメを横目に、極寒の海風に吹かれながら三脚をセットします。
あまりの寒さで、5分に1本指がちぎれていきます。
右手の薬指まで無くなったところでやっと本日のメインイベントです☀
初日の出ー!!
はい。曇ってますね。笑
もう10分待てば雲から抜けそうだったんですが、なにぶん指が全て無くなってしまったので諦めました。
指を失ってしまったので、どこかで見つけられた方は受肉する前に呪術高専京都高までお知らせください。
ちなみに、このブログはここまでが前置きです。(笑)
自己紹介的なあれです。
新年特別スペシャルで思いの他長くなってしまいました。
というわけで、そんなおめでたい新年のブログに何を書こうと考えた結果、おめでタイものを食べようと。
そう思ったわけなんです。
今思えば、別に日の出のブログで良かったじゃんッてなわけですが、まぁせっかくやったので今しばらくお付き合いください(笑)
それでは本題ならぬ本鯛の登場です<゜)))彡
ジャジャン!
真鯛。またの名を本鯛のタイコちゃんです。
出身は愛媛。ド天然な女の子です。
「あタイ、これから捌かれるタイッ♡」
ちなみに、タイの女の子はおませちゃんが多いので、目の上に青いアイシャドウを入れています。
写真じゃ分かりにくいですが、目の周りが青いとメスです💄
なにはともあれ、今回のブログのテーマは…
「おめでタイからタイを捌きタイ!」
です。🔪
というわけで、市場でタイコちゃんをナンパして来ました。
どれがタイコちゃんか分かりますか?
それでは材料紹介。
アッ、ちなみにここから先はタイコちゃんの無惨な姿がありますので苦手な方はまた来週です。
材料と言っても、正直鯛が有ればオールオッケーです。
養殖ものは、ヒレや鱗が擦り切れて綺麗じゃないので、出来れば天然の野締めか内締めが良いと思います。
あとは、盛り付け用にスダチ、ケン、大葉、庭に生えてたなんか赤い葉っぱ、大根、水引きを用意しました。
それではこちらを捌いていくぅ!!
まずは鱗をバラ引きしていきます。
手が綺麗ですが、日々のスキンケアや爪の甘皮剥きが功を奏した訳ではありません。
本日の手タレ、妹です。
鱗引きは、横ではなく縦に動かすようにすると多少飛び散りにくいです。
ちなみに飛び散ると、5年後でもどこからともなくカピカピの鱗が出てくるビックリハウスになります。
このように鯛の鱗はとっても綺麗なので、今回は頭や尻尾等の盛り付けに使う部分はあえて残したままにしております。
画像の範囲が鱗が無い場所です。
さっそく、表の身から卸していきます。
尻尾、腹側、カマシタ、背側の順に切れ込みを入れます。
切れ込みから中骨に当たるまで切り進めます。
この、なんのケアもされていない手は、僕の手です。
手が臭くなるからと、手タレは却下されました。
ここまでくると身を切り離してしまいたくなりますが、姿造りの場合は裏の身を卸し辛くなるのでまだ外しません。
ひっくり返して、もう半身も卸せたら身と骨を切り離します。
骨の方には内臓とエラが付いたままなので、あばら骨の隙間から掃除して綺麗にしておきます。
ちなみにメスの鯛は春先に子を持つので、煮付けにすると美味しいです。
ここで美味しく食べるワンポイント。
スーパーで買ってきたお刺身、なんか生臭いなと思っていたそこの貴方。
是非この方法をお試しください。
まずはバットにうすーく均一に塩を振ります。
そこに皮を下にして切り身を並べて、さらに上からうすーく塩を回します。
そのまま冷蔵庫に30分程入れておくと、浸透圧で生臭い汁が出てくるのです。
あとはこれをキッチンペーパーで拭うと、古くなったお刺身も美味しく頂けます!
という訳であとは盛り付ければ完成でございます。
それではどうぞ!
「鯛の姿造り お正月バージョン」
今回は、食べ飽きないように背の身は湯引き、腹身はそぎ造りに、ついでに本鮪も載せてみました✨
もちろん鮪は…
捌いてませんっ(笑)
水引を掛けとくだけで何だかお正月っぽいですよね♪
ヒレを立てるとか、身を渡して骨を取るとか、サラシを掛けて湯引きするとか、盛り付けにも色々コツはありますが
やってみると以外と簡単です!
自分で捌いたお造りは味も格別ですよ♪
来年のお正月は皆さまも是非チャレンジしてみてください🔪
それでは、今年も一年皆様にお会いできるのを楽しみにしております( *´艸`)