平安人になりたい!

こんにちは
メイクスタッフの田中です✨

今年の大河ドラマといえば!

そう!
平安時代の超大作、「源氏物語」書いた、紫式部が主人公のドラマです💖
実は私、平安時代が大好きで、、
大河ドラマの発表がされた時には大歓喜。

普段はドラマを全くと言っていいほど観ないのですが、
今年の目標は「大河ドラマを最後まで観る」。
壮大な目標をたてちゃいました*・'(*゚▽゚*)’・*

そして平安時代といえば、上記の紫式部による「源氏物語」と、清少納言による「枕草子」が有名!

という訳で今回は、
源氏物語と枕草子を中心に、私の持っている平安時代関連bookのご紹介をしたいと思います💕📚

まずは私が愛してやまない枕草子関連の本から✨

『お局さまは名探偵!』
『清少納言は名探偵!!』ー楠木誠一郎
当時小学生だった私を平安時代好きに落とした本です笑
どちらも小学生の主人公たちが、タイムスリップによって清少納言や紫式部と交流するお話。
児童書なので分かりやすく快活に当時の人々がえがかれていて、「どの時代の人も現代人と同じ感覚をもってるんだ、、!」と思ったものです。
(もちろん内容は100%フィクションですが笑)

『枕草子 清少納言のかがやいた日々』ー時海結以
こちらも児童書、青い鳥文庫から。
最初に枕草子を読むならこれ!というくらい、簡潔で分かりやすく、ワクワクする枕草子です💕
登場人物の関係性なども把握しやすくて、初めて枕草子を読む方にはオススメです、、!!

『ビギナーズ・クラシック 日本の古典 枕草子』
『すらすら読める枕草子』ー山口仲美
どちらも枕草子から、有名であったり重要な章段をピックアップし、原文、現代語訳、解説が同じページに書かれています。
短い文章ごとに解説してくれているので、飽きが来ず、隙間時間にも読め、なおかつ原文の雰囲気や正しい知識を得られる優れもの。
読んでいた当時、私は寝る前に少しずつ音読をして、古語に慣れる日々を送っていました♡(。☌ᴗ☌。)

『枕草子』ー石田穣二 注釈
色んな本を読んで枕草子に慣れたところで、All 原文で読みます!
とはいえ、もちろん原文だけでは内容が把握できないので、各ページの下部にある解説や、巻末の現代語訳を行ったり来たりしながら、、、
かなり根気のいる作業でしたが、清少納言が枕草子を書いた当時の言葉遣いを、そのまま読める幸せ!
読み進めていくと、
「あれ、この章割とストーリーあるけど、解説も現代語訳も見ないで、情景が浮かんで内容も把握できた、、!」
みたいなこともあり、
「ようやく平安人になれた!!」
と歓喜したりもしました(⋈◍>◡<◍)。✧♡

次いで源氏物語関係を、、💕

『新源氏物語』ー田辺聖子
田辺さんの書く源氏物語は、本当に文章が流暢で艶かしく、
「日本語ってこんなに美しいんだ!!」と再確認できるのです✨
現代語への美しい意訳、源氏物語の持つ鮮やかな色彩、登場人物の心情描写、、、
そういったものが、丁寧に語られている印象でした♡

『潤一郎訳 源氏物語』ー谷崎潤一郎
読むのが難しくて難しくて、すっごく大変でした!!!
私は源氏物語を原文で読んだことがないので断定しきれないのですが、おそらく原文をそのまま現代語訳されているのではと思います。
なので一文一文が長く、主語も書かれていない部分が多いので、
「え、今喋ってるのだれ、、??」
「今誰について話してるの、、、????」
となります。
しかも現代語と言いつつ、使われてる言葉遣いが古い!
けれどだからこそ、本来の源氏物語の雰囲気を味わうのにうってつけの本ではないかなと思います。
全5巻ですが、まだ3巻までしか読めていないので、、、近いうちにあと2巻、頑張りたいです!

『源氏物語 紫の結び一」ー荻原規子
こちらはまだ読めていないのですが、以前お買い物へ行った際に、偶然著者のサイン入りの本を発見!
子供の頃、荻原さんの書くファンタジー小説が大好きだったので、速攻で買っちゃいました(⋈◍>◡<◍)。✧♡
源氏物語には何人もの登場人物が出てくるのですが、その中でも主人公源氏に最も愛された女性、紫の上を中心に物語が展開していく作りの本となっているそうです💜
読むのが楽しみ!

私はまだまだ源氏物語を原文で読めていないので、いつかは挑戦したいなあという、高い高い夢を掲げています✨

そして枕草子や源氏物語関連以外の本を、、

『田辺聖子の小倉百人一首』ー田辺聖子
新源氏物語と同じ、田辺聖子さんによる百人一首の解説です。
共感できる部分、時代を感じる部分、豊かな情景描写や心理描写、言葉選び、、、
田辺さんのキラキラした文章で、百人一首が少しだけ身近に感じることができました✨

『ビギナーズ・クラシック 日本の古典 梁塵秘抄』
梁塵秘抄は平安末期に書かれた歌謡集で、「今様」と呼ばれる、当時の「今時の歌」が纏められています。
そんな梁塵秘抄から、一部の今様をピックアップして紹介してくれています。
「遊びをせんとや生まれけん」から始まる歌は有名で、この言葉をご存知の方も多いのではないかなと思います。
私ははこの歌大好き!♡シュキ(⁎>ᴗ<⁎)シュキ  
平安末期といえば、今まで続いてきた貴族の優雅な生活が崩れ始め、先行きの見えない時代。
オシャレで遊び心のある言葉の羅列の中に、平安末期の無常感が垣間見えます。
解説も分かりやすくサクサク読めて、日本語のおしゃれさを全身で感じられる、そんなとってもおすすめの本です✨📕

『詳解 有識装束の世界』ー八條忠基
平安時代の装束について、たっくさんの写真を用いて解説されています!!
本当に見ていて楽しい!!色鮮やかで雅な装束の数々に、見ているだけでテンションがあがります💕
源氏物語や枕草子には様々な装束が登場しますが、これを読んでいれば、それぞれの装束がなんとなくイメージができます✨
優れもの!!

最後に、数年前に京都の風俗博物館で撮ったお写真を
小さなジオラマ?でしたが、平安時代の宮中での生活が感じられます。
なにより色彩がかわいい!!

少し長くなってしまいましたが、、、
私の平安時代への愛をご覧いただきました💕

いつか清少納言や紫式部に会って、お話してみたいなと思う日々なのでした✨

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