#私を構成する10本の映画

皆さんこんにちは!
フォトグラファーの今西です。
やっと梅雨も明け、どこもかしこも極暖ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
溶けてはおりませんでしょうか?
私は、太朗の母こと玻名城さんと共に、短期間の南青山店出張中でございます。
せっかくの日本のグルメの中心地TOKYOに来たのに
忌まわしきウイルスのせいで、思うように堪能できずしょんぼりしております…
あぁ寿司食いテェ!
玻名城さんと同じマンスリーマンションなので、カレーなど分け合いながら細々と暮らしておるわけであります。笑

てなわけで、いつものグルメ日記東京バージョンも叶わず…
日々、アマプラで退屈を凌いでいるので、僕のお勧め映画紹介をしようかなというわけです!

突然ですが、「私を構成する9本の映画」というハッシュタグをご存知でしょうか?
少し前にtwitterで流行したタグで、自分の人間性に影響を与えた作品を紹介する!という物です。
今回は、それにちなんで僕の人格に影響を与えてきた作品達を10本ご紹介しようと思います。
僕の性格を想像しながらご覧ください。笑

第10位
「ゴールデンスランバー」

「アヒルと鴨のコインロッカー」に続き、かの有名な伊坂幸太郎氏の人気小説を映画化した本作。
現在2期が放送中の「半沢直樹」で有名な堺雅人を主演に迎え、竹内結子や香川照之などの超実力派の役者が揃う。

凱旋パレード中に首相が暗殺された仙台、宅配ドライバーの青柳(堺雅人)は、
久々に再会した旧友の謎の言葉を聞いた直後、警官から突然銃を向けられる。
訳もわからず逃げ出した彼は、身に覚えのない証拠と見えない力によって無実の首相暗殺犯に仕立てられていく。
絶体絶命の中、青柳は大学時代の仲間たちに助けられながら逃亡を続けるが……。

伊坂幸太郎が原作なだけあって、そのストーリーは秀逸。
サスペンス調で進んで行く物語りの中に、細かに描き出される人間性。
それを支える、役者の演技力にも注目して頂きたい。
特に、半沢直樹で堺雅人を知った方は驚かれるんじゃないでしょうか。
役柄によって、迫力や剽軽さを自在に使い分ける演技は必見です!
あと、ビートルズと斉藤和義のファンである僕には、主題歌がたまりません…サントラ買いました…

さて、この映画のストーリーにハマったあなた!「アヒルと鴨のコインロッカー」もお勧めです。
堺雅人の演技に感動したあなた。「鍵泥棒のメソッド」「リーガルハイ」を是非ご覧ください。

第9位
「半分の月がのぼる空」

大人気ラノベ小説を映画化したこの作品。

高校生の裕一(池松壮亮)は、入院先の病院で心臓病の美しい少女・里香(忽那汐里)と出会い、
彼女のわがままに振り回されながらも、次第に惹かれていく。
里香も外の世界を見せてくれる裕一に思いを寄せていくが、
二人が入院する病院の医師・夏目(大泉洋)は悲しい過去に縛られ、複雑な思いで二人を見ていた。

忽那汐里と池松壮亮、大泉洋という、これまた超僕得なキャスト!
個人的には池松壮亮の大ファンなのですが、
まだ若い時代のこの作品では彼の原点が見える感じがして、ファンにはたまりません。
フィルムライクな映像美はまさにエモ。小説が原作ゆえの少し文学的なセリフ回しも良いです。
ストーリーに関しては、この映画で泣けない人間はいないんじゃないかと思うぐらい泣けます。
ラストの展開は必見ですよ!

この映画で、池松壮亮にハマった方は…「宮本から君へ」が超お勧めです。(僕と同世代の方はハマること間違いなし。)

第8位
「スラムドック$ミリオネア」

さて、ここでインド映画の登場です!
日本ではあまり知られていないですが、インドはハリウッドに次いで世界最大級の映画産業王国。
数々の名作を生み出すインドより、アカデミー賞8部門を受賞した名作をご紹介します。

テレビ番組「クイズ$ミリオネア」に出演し、賞金を獲得したジャマール(デヴ・パテル)だったが、
インドのスラム街で育った少年が正解を知るはずがないと不正を疑われ逮捕される。
ジャマールになぜこれほどの知識があり、この番組に出演するに至ったのか。警察の尋問によって、真実が明らかになっていく。

これまた、涙なしでは見られない、涙活映画。
社会派のテーマを、笑いと涙を交えて描き出していて、思いテーマなのにどこかほっこりとする読後感。
この映画は完全なインド映画と言うわけではなく、ボリウッドのテイストを取り込みながらイギリスの監督が制作したもの。
しかも、監督はあのトレインスポッティングのダニーボイル。
インド映画初心者にはもってこいの作品なのです。
ボリウッドの象徴である、エンディングのダンスも必見です。

さて、この映画で、インド映画に興味が沸いたあなた…「きっと、うまくいく」「たとえ明日が来なくても」がお勧めです。

第7位
「横道世之介」

ここでほっこりの王道、沖田修一作品の登場です。

長崎県の港町で生まれ育った横道世之介(高良健吾)は、大学に進むために東京へと向かう。
周囲の人間を引き付ける魅力を持ち、頼まれたことは何でも引き受けてしまう性格である世之介は
祥子(吉高由里子)から一方的に好かれてしまう。
しかし彼は、年上で魅力的な千春(伊藤歩)にぞっこんで……。

僕はこういう、何も起きない系の作品が結構好きです。
特別大きな展開があるわけではないのだけれど、何故か良い…みたいな感覚を共有できる人とは友達になれます。笑
この映画の魅力は、画力!全編フィルムカメラで、坂が多い長崎の情景を写した圧倒的エモさ。
坂って良いですよね。僕は学生の頃に坂を求め過ぎて、
朝思い立って、財布だけ持って京都から長崎まで運転して行ったことがあります。
思ったより遠くて、結局夜中に着いて極寒の車中泊をすると言う苦い思い出なんですけど、
そう言う学生時代の思い出がじんわりと蘇ってくる。そんな映画です。

この映画を見て、沖田修一にもっとほっこりさせられたいあなた…「キツツキと雨」がお勧めです。
僕は、心に来るまで映画制作やMV撮影に携わっていたんですが、現場の描写が細か過ぎて笑ってしまいます。笑

第6位
「鑑定士と顔のない依頼人」

さて、今度はイタリア映画です。

天才的な審美眼を誇る美術鑑定士ヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)は、
資産家の両親が遺(のこ)した美術品を査定してほしいという依頼を受ける。
屋敷を訪ねるも依頼人の女性クレア(シルヴィア・フークス)は決して姿を現さず不信感を抱くヴァージルだったが、
歴史的価値を持つ美術品の一部を見つける。
その調査と共に依頼人の身辺を探る彼は……。

フランス映画なんかの、ヨーロッパ映画は娯楽よりもアート寄りで、見る人によっては退屈な印象を受ける事があります。
が、この映画は違います。ストーリーのミステリアスさに開始10分でのめり込んで、気付いたら見終わっている事間違いなし!
メタファーと言う言葉をご存知でしょうか。直訳すると「暗喩」と言う意味になります。
この映画を読み解くには、このメタファーが鍵となるのです。
たとえば、有名なパラサイトという映画では、貧富の差が登場人物が立っている場所の高さで表現されていたり
、映画にはしばしば暗喩的にストーリーを表現する事があります。
鑑定士と顔のない依頼人では、この暗喩表現が大量に出てきます。このメタファーに隠された意味を解いていくことで、
登場人物の感情やその後の展開が見えてくるのです。
ぜひ、パズルのような感覚で謎解きに挑んでください!

メタファーの虜になってしまったあなた…「パラサイト」にも挑戦してみたください…

第5位
「リリイ・シュシュのすべて」

出ました、岩井俊二。熱狂的なファンが多いのも納得の、圧倒的なメッセージ性を感じます。

中学生になった蓮見雄一は同じクラスの優等生・星野修介と仲良くなる。夏休み、2人はほかの仲間たちと西表島へ旅行に行く。
しかし、旅行から戻った星野は変質し、番長を倒し自らその座に収まり、蓮見はいじめの対象になっていく……。

この映画を見る時は、それなりの覚悟を持って見て欲しいと思います。
しばしば問題作や衝撃作と揶揄される本作は、扱うテーマのその複雑さから、人をトラウマにさせる力があります。
沈んだ気分の時に、見ると沈み過ぎて沈没します。笑
もうかなり昔の作品ですが、実は豪華キャストで現在活躍している俳優陣が揃っています。
実力派の演技で、14歳のリアルなヒリツキを見事に表現。その気持ち悪さとは対照的な圧倒的映像美。
過激さを美しく描き過ぎている。その違和感が見る人の人間性を試してくる。そんな作品です。

闇落ちを乗り越え、無事に岩井俊二にハマったあなた…「花とアリス」「リップヴァンウィンクルの花嫁」をどうぞ。

第4位
「もののけ姫」

説明の必要がありますか?

山里に住む若者アシタカは、怒りと憎しみにより“タタリ神”と化した猪神から呪いをかけられてしまう。
呪いを解く術を求めて旅に出るアシタカはやがて、西方の地で“タタラ”の村にたどり着く。
エボシ御前が率いるその村では、鉄を造り続けていたが、同時にそれは神々の住む森を破壊することでもあった。
そして、そんなタタラ達に戦いを挑むサンの存在をアシタカは知る。人の子でありながら山犬に育てられた彼女は“もののけ姫”と呼ばれていた……。

4位に登場させると、ファンの方から怒られるんじゃないかと思うくらい、日本の名作。
大人になってから見るジブリ作品は、もう宮崎駿への感謝しか生まれません。
駿さん、産まれてきてくれてありがとう。
今、映画館で見られます!

第3位!
「この世界の片隅に」

日本人は全員見なさい。笑

1944年広島。18歳のすずは、顔も見たことのない若者と結婚し、
生まれ育った江波から20キロメートル離れた呉へとやって来る。
それまで得意な絵を描いてばかりだった彼女は、一転して一家を支える主婦に。
創意工夫を凝らしながら食糧難を乗り越え、毎日の食卓を作り出す。
やがて戦争は激しくなり、日本海軍の要となっている呉はアメリカ軍によるすさまじい空襲にさらされ、
数多くの軍艦が燃え上がり、町並みも破壊されていく。
そんな状況でも懸命に生きていくすずだったが、ついに1945年8月を迎える。

ここに来て、良すぎる映画は何も言えない現象が起こっています。笑
良過ぎて、良過ぎる以外言えなくなるやつです。
あぁ良過ぎる。
戦争映画の常識を覆す、圧倒的なリアル。いや、そもそもリアリティーに対する捉え方の方向性が違います。
戦争映画でありがちな、派手な犠牲や人情劇はありません。その時代に生きた一人一人の小さな苦しみが塵のように積もっていく。
この世界の片隅にはこういう生活が普通にあったんだな。これが、戦争のリアルなんだな。
愛する人を想像して、心の底から平和に感謝する。そんな気持ちになる映画です。

第2位!!
「秒速5センチメートル」

皆さんに忘れられない人は居ますか?

小学校の卒業と同時に離ればなれになった、遠野貴樹と篠原明里。
そのとき、二人の間には二人だけの特別な想いが存在していた。
しかし、無情にも時だけが過ぎてゆく……。そんな日々を重ねたある日、ついに貴樹は明里に会いに行くことを決意。
訪れた約束の日、チラホラと舞う雪がスピードを増し、辺りを白く包んで行った……。

出ました、新海誠。「君の名は」や「天気の子」で知った方も多いんじゃないでしょうか。
実は、昔の作品も全部良いんです。どれをお勧めするか、本当に本当に迷いました。
忘れられない人って居ませんか?そんな忘れられない人の事を、自分の中だけで思い続けていると、
頭の中でだんだん自分の理想像に置き換えていってしまう。そうして、自分だけが昔の気持ちのまま取り残されていく。
そんな経験はございませんでしょうか。
これは、そういう切なさを描いた作品です。
新海作品特有の、光と色と透明感が、忘れかけている純粋な恋心を思い出させてくれます。

この映画が好きなあなたもそうでないあなたも、新海誠監督の過去作品は是非見てください。
「天気の子」「君の名は」「言の葉の庭」「雲の向こう約束の場所」etc…
僕は、次の休みにでも新宿御苑とドコモタワーに行ってきます。

第1位!!!
「海よりもまだ深く」

希林さあああああああん…………。泣

15年前に文学賞を一度受賞したものの、その後は売れず、作家として成功する夢を追い続けている中年男性・良多。
現在は生活費のため探偵事務所で働いているが、周囲にも自分にも「小説のための取材」だと言い訳していた。
別れた妻・響子への未練を引きずっている良多は、彼女を「張り込み」して新しい恋人がいることを知りショックを受ける。
ある日、団地で一人暮らしをしている母・淑子の家に集まった良多と響子と11歳の息子・真悟は、台風で帰れなくなり、ひと晩を共に過ごすことになる。

最新作、「万引き家族」でカンヌ国際映画賞 パルムドールを受賞した、是枝裕和監督の作品から。
僕がこの世界で最も尊敬する映画監督です。万引き家族は、有名なので見た事ある方も多いんじゃないでしょうか。
是枝作品には、たいてい決まった役者陣が起用されるのですが、このキャストが素晴らしいんです!
第9位にも登場した池松壮亮をはじめ、
なぜ人間国宝じゃないのか不思議なくらい怪物的な演技力の樹木希林、阿部寛に真木ようこ、
リリーフランキーに小林聡美
これぞ是枝布陣にして最強の布陣です。
是枝監督の天才的な等身大を描く能力を、役者陣が完璧に表現しています。
この監督は、丁寧に丁寧に、本当に丁寧に「等身大の家族」を演出します。
どこにでもありそうな、家族の絆に「あるある!」的な楽しみ方をするもよし。
メタファーを探して、楽しむもよし。
とにかく、ほっこりする映画です。

この映画、個人的には最高に刺さるんですが、あまりストーリーが大きく展開するタイプではないので、
見る人によっては退屈に感じるかもしれません。
生まれ育った環境や境遇、感性によって感じ方が大きく変わる作品だと思います。
この作品が刺さったあなたは、もう僕の大親友です!笑

是枝作品の虜になったあなた!是非他の作品も見てみてください。
一貫して同じテーマが根底にありながら、様々な方向性からそれを描き出していて、是枝裕和のファンになる事は必至です。
「万引き家族」「歩いても歩いても」「そして父になる」「誰も知らない」

番外編

本当は挙げたかったけど、10位から外れてしまった人達…
(ザザあああっと羅列しておきますので、興味のある方は是非!)
・百万円と苦虫女
・桐島部活やめるってよ
・最強のふたり
・ソラニン
・ヒミズ
・セッション
・火垂るの墓
・あん
・グリーンブック

さて、いかがでしたか?
勝手に映画評論。
本当は、他にもものすごーく沢山ご紹介したい映画があるんですが、キリがないのでこの辺で…

ここでご紹介した映画達は、本当に名作ばかりです。
是非皆様の自粛のお供になれれば幸せです!
もし、この映画を見た方がいらっしゃったら、ご来店された際に是非お話しましょう!
(熱く語りすぎちゃうかもしれませんが…笑)
それでは、お店で映画談義が出来るのを楽しみにお待ちしております!

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