今年の秋は『芸術の秋』としましょう!

こんにちは!!
カメラマンの中脇です!

すっかりは終わって、の装いになって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
僕はと言いますと、夏が終わることに悲しみを抱いております・・・(毎年言っていますが)
しかし落ち込んでいる場合ではありません!
これからはとっても忙しい秋がやってきます。
食欲の秋スポーツの秋芸術の秋読書の秋etc・・・
イベント事などのイメージはあまりない秋ですが、案外やる事がとても多い季節なんですね(*‘∀‘)

今回はその中でも『芸術』について書いていこうかと思います!!
絵だったり彫刻だったりを見られる美術展は大きな美術館で開催されており、皆様にも馴染みがあるかと思います。

しかし!!
やはり僕はカメラマンなので、写真について語りたい!!

ちょうど、現在京都では【KYOTO GRAPHIE】という、毎年開催されている大規模な写真展示会が行われております。
せっかくなのでそれを紹介したいのですが、実はまだ行けておりません・・・
ですので、今回は僕の好きな写真作家さんや写真作品をご紹介していきたいと思います!!

1作品目はコチラ

タイトル:よすが
作:仲田絵美
出版:赤々舎

我が家ではこれまでの間、母の遺品を保管していました。
しかし去年の父の定年を機にこれらを処分することになり、
私は母の遺品撮影をはじめました。
私が撮った遺品写真
母の遺品を身に纏った自分自身を撮影した写真
また、その姿を父に撮影してもらった写真
これらの写真から見えてきたもの。
それが 身や心のよりどころ、
すなわち「よすが」でした。
※作中より引用

作者である仲田絵美さんが遺品を通じて、今一度母親の死と強く向き合う様子が記録されている1冊です。
母親のいない部屋や生活、自ら遺品を身に付けて幼い頃の自分を見つめる生前の母の眼差しを追体験する様子、それを撮影している父親の姿、そのどれもが心に響く写真でした。

2作品目

タイトル:青い春
作:小野啓
出版:青幻舎

先程の写真集『よすが』には作中にいくつか文章が出てくるのですが、この写真集にはこれといった説明はありません。
作者の小野啓さんは2002年から約10年間、高校生の被写体を募集し、そのすべての方のポートレート撮影をしてきました。
※この写真集は2006年に発売されたもので、のちに『NEW TEXT』という10年間の集大成である写真集も出しています。
作品に出てくる人の大半はまるでこちらをにらんでいるかのような、図太さすら感じる表情ですが、その強い目線には様々な感情がある気がして、思わず見入ってしまいます。
笑顔を写さない」その一貫したルールが更に高校生のリアルさを引き出しているように思えます。
小野啓さんは「桐島、部活やめるってよ」の小説カバーや、乃木坂46「ハルジオンが咲く頃」のジャケットも撮影されています(゚Д゚)

3作品目

タイトル:うめめ
作:梅佳代
出版:リトルモア

この写真集に説明は要りません。「見たらわかる、面白いやつやん」って感じです(笑)
一見誰でも撮れる写真に見えるのですが、梅佳代さんの視点があってこそ、この写真が撮れるんだと僕は思います。
世の中に面白画像集とか動画集とかはたくさんありますが、それらにはない確かな「シュールさ」もこの作品にはあります。

4作品目

タイトル:理想の猫じゃない
作:インベカヲリ★
出版:赤々舎

これまでにないヘビーな作品でございます。
インベカヲリ★さんは主に女性のポートレートを撮影されている方です。この方の作品はとにかく闇深く、目に焼き付く写真ばかりです。
今作では被写体の方とどのように撮影をするか綿密な打ち合わせをしているので、作り込んだ写真が多いのですが、全ての写真に被写体の方自身の強烈な「リアル」が出ています。
解説の受け売りですが、「フィクションとノンフィクションのせめぎあい」というやつです。
今ではアマチュアの方を含め沢山の方がポートレートの撮影をしていますが、この方の作品は「ああ、この写真はインベカヲリ★さんが撮ったものだ」と認識できるものばかりです。
僕ももっともっとそんな写真を撮れるようになりたいと思う今日この頃・・・

5作品目

タイトル:うたたね
作:川内倫子
出版:リトルモア

僕の最も好きな写真家さんです!
写真の雰囲気、表現力、どれも素晴らしいです・・・。
表紙の雰囲気はとてもやさしく、癒し系の写真集なのかなとも思えます。
がしかし、ページをめくっていくと、その写真たちのほとんどが日常的なスナップで、特にものすごく綺麗な風景があるというわけではありません。
さらに、割れたスイカ、積み上げられた自転車、ハトや虫の死骸等、乱暴で少し悲しい写真が出てきます。
本を買ったときに巻いてあった帯にはこう書いてありました。「死んでしまうということ
写真を通じて生と死を描いており、生きているという事は、眩しくて光輝いていて、乱雑でせわしなくて、刹那的で儚いものだと感じました。

今回は以上でございます!
いかがでしたでしょうか?
正直複雑なニュアンスの写真も多いので、よく分からないと思われた方もいらっしゃるのではないかと思います・・・(笑)
僕も最初はそうでしたし、何なら今もよくわかっていないと思います。
パッと見ただけで凄さが分かる芸術作品もあれば、じっくり作品を見て、時代背景やその人自身の人生観、考え方を学んで初めて理解できる作品もあります。
このブログをきっかけにと言うのはおこがましいですが、、この秋は皆様も芸術に触れてみるのはいかがでしょうか?
コロナ禍でも本さえあれば作品は見られますし、現在は本でその作品と背景を学び、コロナが落ち着いたころに実際に作品を観に行かれても、きっと楽しいと思います!
何なら自分で作品を作るのもいいですよね(*‘∀‘)
皆様が良い秋を過ごせるように願っております!!

ココログループでも変身写真というアートな写真を撮影出来ますので、是非遊びにいらして下さいね!!

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