こんにちは。
そろそろ、「自他ともに認めるグルメ隊長」になりたい自称グルメ隊長の今西です。
最近は、めっきり寒くなりましたが、皆様はいかがお過ごしですか?
私は、しっかり食べてるから、バッチリ元気です。
「食は人なり (byサヴァラン)」です。
しかしながら、過ぎたるは猶、及ばざるが如し。
最近は、すっかり心の二大おデブキャラで通ってます。
もう一人は誰か?それは伏せておきますがヒントは写真にあります。笑
「肥満は未開人には見られないし、食べるために働き、生きるために食べている社会層にも現れない。(byサヴァラン)」
ポジティブシンキングで行きましょう!!
さて、自己紹介が長くなりましたが、今回ご紹介するのは…
ヒンディー語が堪能な皆様なら、タイトルでお分かり頂けたかと思います。
そう、みんな大好き「カレー」でございます。
何故か心のスタッフには、こよなくカレーを愛する人がたくさん居ます。
ほぼ毎日、某カレーチェーンのカレーを食べてる人。
自分でスパイスから作ったカレーがお弁当の人。
カレー愛が強すぎてインド人になった人。
そんな、心で働くうちに僕の心はカレーに毒されていきました。
そんなわけで今回は、前回とはスタイルを変えて…
自分で作ってみました!!!
(前回の記事はこちらから…)
今回作るのは、ずばりキーマカレー
正式名称は「キーママター」という、ドライ仕立てのカレーです。
ちなみに、キーマは挽肉、マターはグリーンピースという意味です。
それでは早速レシピをご紹介!(長いので興味がない方は猛烈スクロールしてください…)
まずは、材料です。
さすがは、カレー。ありとあらゆるスパイスが必要になってきます。しかもちょっとずつ…
僕は思い立ったは良いものの、まず材料集めで挫折しかけました。
しかし!美味しいカレーを食べるため、京都中を駆け回って集めて参りました!
ちなみに、スパイスはネット通販の朝岡スパイスさんが断然おススメです!
http://www.asaokaspice.co.jp/
《材料》
紅花油 大さじ4
赤唐辛子 3本
カシア 2片
クローブ 6粒
ベイリーフ 1枚
ブラックペッパー 小さじ1
玉ねぎ 一個
ニンニク 1片
生姜 1片
ココナッツファイン 大さじ2
ターメリック 小さじ2分の1
カイエンヌペッパー 小さじ1
カルダモン 小さじ1
コリアンダー 大さじ1
塩 小さじ1
マトンの挽肉 500グラム
グリンピースの水煮 100グラム
紹介しておいてなんですが、分量は大体適当です。笑
あと、マトンもなかったので鶏肉で代用しました♪
鶏肉を使う場合は、合挽ではなく必ずもも肉を使ってください。
《下準備》
カレー作りで大事なのは、「強く炒めて弱く煮ること」。
そのためには、入念な下準備をしてから火をつけないと間に合いません。
まずは、材料の分量を量り分けておきます。
赤唐辛子、カシア、クローブ、ベイリーフはホールのまま、ブラックペッパーは粗目に砕いておきます
僕が愛用している、スパイスクラッシャーは固いオリーブの木でできていて、非常に使いやすいのでお勧めです。
玉ねぎは、5ミリ程度の粗みじん切りにします。細かすぎると甘みが出ません。
ニンニクは細かくすりおろし、生姜は粗目におろします。
ターメリック、カイエンヌペッパー、カルダモン、コリアンダーはあらかじめよく混ぜ合わせ、挽肉は15分前位から室温に戻します。
ちなみに、赤唐辛子は世界中に色んな種類がありますが、実は日本の鷹の爪はめちゃめちゃ辛い部類です。
インド産の辛みの少ない物なら別ですが、日本のスーパーの唐辛子は必ず種を取りましょう。
《作り方》
まずは、ホールのスパイス達を炒めます。
大抵のレシピには、スパイスを炒めますとしか書いてませんが、この工程はめちゃくちゃ大事です。
この、スパイスを炒める作業の事をテンパリングと言い、その目的は油に香りを移す事。
雑にやると、青臭かったり苦かったり…
まずは、鍋に油を入れて極弱火にかけます。
そこに、スパイスを入れていくのですが、それぞれ適切な完成タイミングが違うので入れる順番が非常に大事。
まずは、カシア。表面が軽くはじけて焦げる直前がベストタイミングです。
次に、ベイリーフ(表面が軽く色付くまで)、クローブ(軽く膨らんでくるまで)、ブラックペッパー(周りから気泡が湧き出るまで)の順に投入していきます。
最後は唐辛子ですが、これはすぐに黒く焦げ始めるので最後の最後に投入します。
コツは、限りなく弱火で絶対焦がさないこと。これにつきます。
テンパリングが完了したら、玉ねぎを投入します。
あるシェフは言いました。
「カレーがおいしくできないという場合は、だいたいが玉ねぎの炒め方が足りないからだ」
カレーにおける玉ねぎは非常に重要です。さっきから重要なことばかりです。
美味しいカレーにたどり着くのはかなり険しい道のりなようです。
まずは、先ほどの鍋にどさっと玉ねぎを投入し軽く混ぜます。
最初は、鍋を強火にしてあまり触らずに2,3分炒めます。鍋の縁が色づいてきたら中火にして少し混ぜます。
4分くらいして、全体の色が変わってきたら、弱火にしてかき混ぜながら水分を飛ばしていきます。
全体で10分ほどかけて本当によく炒めます。
コツは、焦がす勇気を持ってしっかり水分を飛ばす事。もう一つは炒める前に分量外の塩を一つまみ入れることです。
塩によって水分が飛びやすくなり、玉ねぎの甘みも深まります。
ちなみに僕が愛用しているこちらのミルは、片手でワンプッシュするだけで一つまみ分が出てくる優れものです。
玉ねぎが8割り位まで炒められたら、ニンニクと生姜を加え、青臭さが飛んだらココナッツファインを加えます。
ココナッツファインが軽く色付いてきたら、残りのスパイスを入れてさらに炒めます。
ココナツもスパイスもここでよく炒めることで香りがしっかり出てきます。
粉っぽさが完全になくなるまでしっかり炒めます。
しっかり炒めたら、再び強火にし挽肉と塩を投入。最初はあまり触らず色が変わって来たら混ぜながら炒めます。
お肉から染み出た、肉汁がピンク色から透明に変わったら、弱火にして蓋をします。
5分置き位に底から混ぜながら、20分程蒸し煮にします。
20分経ったらグリンピースを入れさらに5分ほど蒸し煮にし、最後に蓋を外して強火でかき混ぜ全体の水分を飛ばします。
肉の周りに油が浮いてきてキラキラしてきたら完成です!!
かなり、長い道のりでしたが、やはりその味は格別!
今回は、ご飯にかけて頂きましたが
ドライ仕立てなので、ビールやワインのお供にも最高の味わいです!
どうです?カレー食べたなったでしょ?笑
はてさて、全くもって変身写真と関係のないブログを長々お読みいただき誠に有難うございます。
私の、カレー愛が伝わって頂けましたでしょうか?
ちなみに、カレーのスパイスには美容と健康の効果がありますので、変身体験をこれからされる方は、是非カレーを作って頂きまして、
今までよりも一層ツルツル、スベスベのお肌でご来店くださいませ♪(笑)
それでは、世界中の食卓が笑顔と会話で賑わいますように!
こうご期待