勝部神社の火祭り

火祭りへ行ってみた!!!

こんにちは!!

メイクスタッフの石井です(∀)☆

3月に突入し、ポカポカ陽気で過ごしやすい季節となってまいりました(^^)/
嵐山周辺も観光の方でとってもにぎわっています♪

いよいよ明日からマスクの制限も緩和され、コロナ禍のピーク時に比べるとだいぶ日常生活に戻ってきたなぁと感じる日々ですが
なんといっても、今年は花粉がすごいですよね。笑

毎年この時期に悩まされますが、ふとニュースを見てみると
花粉の量が過去10年で最多だって・・・(; ・`д・´)?!
とんでもないニュースを見てしまったと少し後悔。

まだまだマスクは外せそうにありません。笑

さて!!
今回は、少し変わったお祭り
滋賀県守山市の勝部神社で行われている、「勝部の火祭り」についてご紹介させていただこうかと思います(^^♪

「勝部の火祭り」の歴史は古く、無病息災を祈念して行われており、約800年の歴史を持つお祭りなのだそうです。

そもそも火祭りってどんなお祭りなの・・・(‘_’)?といういろんな疑問が湧き出てきます・・・
開催日は2023年1月14日(土)

この日は奇跡的にお休みということもあり、さっそく行ってみることに!
開催時間は20時30分頃ということだったのですが、どんな雰囲気なのか未知だったので
少し早めに行き様子を見てみることに

朝から少し雨がパラついており、雨天時は中止になる可能性もあり、ドキドキしながら勝部神社に向かいます。
夕方17時頃到着したときには、雨は止み、お祭りは無事に開催されるようです(*’ω’*)!
すでにカメラマンたちが場所取りを始めていました。

勝部神社

ビニールシートに覆われているのが、火をつけて燃やすであろう立派な松明です。
この松明の材料はハンノキ・竹・縄・菜種殻などが使用されています。
近くで見てみるとこんな感じでした!

火祭り

なぜこんな形なのか・・という疑問は、古い歴史に回答がありました。
そもそもなぜ火祭りを行われるようになったのか、

「大蛇退治で天皇の病気が良くなった」という言い伝えがきっかけで始まったお祭りなのだそうです。

鎌倉時代に土御門(つちみかど)天皇が、原因不明の病にかかり、占い師に相談したところ、近江国の大きな沼にすむ大蛇が原因とわかりました。

勝部神社で村人が天皇の回復を祈り続け、50日後に現れた弱った大蛇を焼き払うと天皇の病気が治ったという言い伝えです。

それから約800年、地元で脈々と受け継がれているのです。
松明の大きさは、長さ約6m、重さ約400kgもあり、
“おろち”に見立て焼き払うというものでした。

祭りの運営の中心となっているのは、地元の中学1年生〜34歳までの若い男子で結成されている
「松明組」という団体で、800年の歴史を繋いでいく重要な役割を果たしています。

18時頃から大太鼓を担いで、若衆が周辺の町を練り歩きます。
まだ1月ということもあり、雪がチラついていて、待っている間も極寒でしたが
一昨年、去年とコロナ禍の影響もあり、入場制限があったらしく、今年から入場制限がなくなり、たくさんの方が見に来られていました。

早い時間からカメラマンが場所取りをしていたことに納得です。笑
そして、松明が大きく、神社自体がそこまで広くないので、いい感じに見える範囲が少なく、場所取りは必須なのでした。

慣れている方は早めから食料を持参し、ゆっくり待たれていましたが、初めて参加した私はただただ極寒に耐える時間だったのです。笑

ちなみに境内には少しですが屋台もあり、クレープやおしるこ、フライドポテトなどが
販売されており、ご飯を持参しなくてもおなかがすいた時は自由に飲食できました(^^)/

時間が近づいてくると、消防車や警察の数が増えていき、
あたりはものものしい雰囲気に包まれていきます。

20時ごろになり、ようやく若衆が外に飾られていた松明も担いで入ってきます。
まずは勝部神社へのご祈祷をすませ、20時半ごろ
ここからが火祭りの本番です。

点火前にはお世話係の方が「火の粉が降ってくるので注意してください。」
と笑顔で注意されたときは、買ったばかりのダウンが穴だらけになってしまう・・
と怯えながら、お祭りはスタートです。笑
かつべの火祭り

いっせいに松明に点火され、あんなに寒かったのがウソのように
バチバチと迫力満点の炎にあたりは包まれていきます。

勝部の火祭り

火が上がってからは、「ごうよ」「ひょうよ」と掛け声をかけながらふんどし姿の男性たちが乱舞する姿は
非現実すぎて、まるで映画の世界にでも入ったような感覚になってしまいました( *´艸`)

ちなみにこの特殊な掛け声、「ごうよ」「ひょうよ」とは御脳平癒(ごのうへいゆ)という
言葉がなまったもので、ご病気が治りますようにとの願いが込められているそうです。

そして、とんでもないベストショットはこちらです。笑

火祭り

あっという間に松明は燃え尽き、あたりの火災もなく
私のダウンも燃えることなく無事に終了しました。

飾られていた松明がなくなったことにより、お参りタイムがスタートです。
最後はお賽銭をし、自分の無病息災を願い、護符をいただいて帰宅しました!(^^)!

勝部神社

こんなにパワーを感じ、衝撃を受けたのは初めての経験で
また機会があれば、行きたいなと思わせてくれるお祭りでした!

みなさんも、もし機会があれば本当におすすめなお祭りですので
是非足を運んでみてください(*’ω’*)!!!

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