皆さんこんにちは!!
カメラマンの今西です。
いきなりですが、僕の趣味は「食」です!!
食べることはもちろん、作ることも両方大好きなのです。
そんな僕も、かれこれ京都府に20年近く住んでおります。
せっかくなので、京都のオススメお食事処(たまにお料理レポート)を定期的に紹介していこうと思います!
さて、記念すべき第一弾は…
上七軒にございます、スペインバル「deico」です。
上七軒と言えば、京都で最古の花街として有名です。
18時を過ぎた頃、風情ある石畳の道を歩いていると本物の舞妓さんとすれ違うこともしばしば…
なんと、こちらのdeicoさんにも実際に何度か舞妓さんがいらっしゃった事があるそうです!
運が良ければ会えるかもしれませんね!
お待たせいたしました。
前置きはこの辺にして、お料理を紹介していきたいと思います!
deicoで、美味しいお料理を作ってくれるのは…
じゃん!! こいでシェフです。(写真右)
そう、デイコのコイデシェフです。笑
カメラを向けると変顔してますが、料理の腕は超一流。とっても美味しいんです。
食前酒
~自家製サングリア(赤・白)~
まず、最初に頂いたのは自家製サングリアです
何を隠そう、私酒好きです。笑
食べることと同じくらいお酒も好きです。
これからも度々、お酒が登場するかと思いますのであしからず。
こちらのサングリア、これでもかと言うくらいたっぷりのフルーツが入っています。
ほのかに香るシナモンとフルーツの爽やかさで、夏バテ気味の胃腸が一気にグルメモードです!
たっぷり入った果物ですが、店員さん曰く残される方も多いそうです…
このブログを読んでくださった方、是非食べて下さい!
一皿目
~生ハム、サラミの盛り合わせ~
一品目に頂いたのが、こちらの生ハムとサラミの盛り合わせです。
スペインと言えば、ハモンセラーノから
ハモン・イベリコ、チョリソ・イベリコ、サルチチョン、自家製牛肉の生ハムまで
たっぷり、5種盛りです。
その場で専用の機械を使って、原木から切り出してくれるので香りはそのまま!
絶妙な、薄さ加減なので口に入れた瞬間ふわっととろけます。
シェフも料理の事になった途端に、この表情です。
二皿目
~まぐろと焼き茄子のタルタル~
二品目に頂いたのは、まぐろと焼き茄子のタルタル。
タルタルとは、切り刻むと言う意味だそう。
こちらは、店員のお姉さんの一押しです!
こちらの、お料理も夏らしい爽やかな味わい。
旬の野菜、茄子の爽やかな甘さと、まぐろの旨味と少しの脂が絶妙にマッチしています。
ちなみに、後ろに写っている白ワインですが、こちらも絶妙にお料理に調和していました。
実は、deicoのシェフはソムリエの資格もお持ちだそう。胸に光る葡萄のバッチがその証!
お店には、お手軽なグラスワインからリッチな高級ワインまで本当に沢山の種類がワインセラーに詰まっています。
しかも、ソムリエがお料理に合ったワインを選んで下さるので外れはありません。笑
三皿目
~エビと九条ネギのアヒージョと自家製パン~
どれだけ食べるんだと思われるかもしれませんが、まだまだ行きます。
三品目は、定番のアヒージョ!
京野菜の九条ネギの香りが絶妙なアクセントで美味しいです。
また、自家製のパン、しっかり小麦の味がするのでそのまま食べてもおいしいですが、残ったオイルに付けて食べると相乗効果で更に美味です。
因みに、こちらのお料理一つだけ注意点があります。
僕は、大のエビ好きなのでほぼ毎回頂いているのですが、毎回絶対に口の裏をやけどします。
サーブされた時は、まだぐつぐつ煮えたぎった状態です。このブログを読んで頂いた方は、是非焦らずゆっくり召し上がって下さい。笑
四皿目
~スペイン味のアロスメロッソ~
ここに来て、ご飯物です。近頃、日に日に肥えていますが気にしません!!
聞きなれない名前ですが、アロスメロッソとはスペイン風のリゾットの事だそうです。
つまり、スペイン味のスペイン風リゾットです。
スペイン味が何かは分かりませんが、お味はとにかく魚貝です。
魚貝類の旨味成分が、これでもかとご飯に染み込んでいて口に入れたらうまい以外の言葉が出てきません。
因みに、スペインと言えばパエリアですが事前に予約しておくと食べられるそうですので是非。
メイン
~骨付き仔羊ロースのロースト~
このお店で、最もシェフの腕が際立つ料理だと思います。
とにかく、火入れの技術が完璧です。絶妙に旨さを閉じ込めたうえでとっても柔らかジューシーです。
他にも、このお店ではイベリコ豚や子ウサギ、牛のリブロース等が頂けます。
お肉料理を注文すると、5分置きくらいにシェフがお肉の状態をチェックします。
指先の感覚だけで火の通り加減を把握して、余熱も計算されつくしたピッタリのタイミングで頂けます。
シェフオススメのワインを頂きながら食べると、一週間の疲れは消えてなくなります。
ドルチェ
~パイナップルのクレマカタラーナ~
最後に頂いたのがこちらのデザート。
カタラーナと言えばイタリアンが有名な気がしますが、実はスペインが起源。
スペイン流のカタラーナは、イタリアの様に冷やし固めていないので口の中でとろける様な食感です。
キャラメリゼのパリパリ食感とほのかな苦み、パイナップルの酸味と、甘すぎないクリームブリュレが絶妙なハーモニー。
完璧な大人のスウィーツです。
実はこの写真、普段出されているものと少し違います。本当はここに白ワインのジュレが乗っていて、さらに大人感を演出しています。
残念ながら、この日は品切れ中という事でした…
元々、甘いものがあまり得意ではないのですが、そんな僕が自信を持ってお勧めする、正に絶品スウィーツです。
さて、かなりたっぷり色んなお料理をご紹介させて頂きましたが、どれも本当においしいので
もし京都に来られた際は、是非お立ち寄りください。
最後に、このお店にはもう一つ大事な魅力があります。
それは、シェフや店員さんの人柄です!
とっても凄い料理を作ってしかもソムリエなのに全然気取らない、気さくなシェフと明るい店員さんとお話ししながら美味しい料理を食べれるのはとても幸せです。
では、また次回のグルメ日記をお楽しみに!!
スペイン料理屋deico
京都府京都市上京区東今小路町744-42(北野白梅町駅から徒歩10分)
17:00~24:00
日曜定休