皆様こんにちは!
メイクスタッフの関田です⸜( ´ ꒳ ` )⸝
本日は、遡ること数ヶ月前、連休をいただいた際に行った広島での思い出をご紹介させていただきます✨
宮島に広島平和記念公園や資料館、美味しい牡蠣やお好み焼きなど、、、
とても楽しかったので、全部をご紹介したいのですが、、、
前後編に分ける位かなり長いブログになってしまうので、今回は1箇所だけご紹介させていただきます✨
ご紹介させていただくのは、大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)でございます!
大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)とは戦艦『大和』を建造した軍港で日本一の海軍工廠のまちとして栄え、戦後は、世界最大のタンカーを数多く建造する明治以降の「呉の歴史」と造船・製鋼を始めとした各種の「科学技術」を紹介する博物館でございます✨
数年前に艦艇を擬人化するゲームにハマってからずっと行ってみたかった場所です🥰
最寄り駅から10分程歩いて到着すると、主砲身と主錨がお出迎え(o’▽’)o
想像より大きい主砲身と錨の大きさに驚きましたΣ( ºωº )
こちらの主砲身と主錨は戦艦『陸奥』のものでございます✨
戦艦『陸奥』は1920年に長門型戦艦の2番艦として竣工した戦艦です!
当時世界に7隻しか存在しなかった40cm砲搭載戦艦としてビッグ7(世界七大戦艦)と呼ばれていたそうです٩(´꒳`)۶
1943年に瀬戸内海にある桂島泊地に停泊中、突然爆発して沈没してしまい、1970年に船体の一部が引き上げられました。
引き上げられた砲塔の装甲や船体は「陸奥鉄」という名前で原子力発電所や医療機関の放射能測定において環境放射能遮蔽材などに用いられていたそうです!
建物の中に進むと、、、
全長26.3メートルの1/10サイズの大和が✨
写真は何度か見たことがありましたが、実物の大きさに圧倒されました(๑˙ o˙๑)❢❢
戦艦『大和』は艦隊決戦の切り札として、呉海軍工廠で極秘建造され、1941年に就役した超弩級戦艦です!
松本 零士さんの大人気作品「宇宙戦艦ヤマト」や、菅田将暉さん主演の「アルキメデスの大戦」など様々な小説やアニメ、ドラマの題材にもなっているので名前は聞いたことがある方も多いと思います!
史上最大の46センチ砲を搭載し、263 mという建造当初は世界最大の戦艦でしたが、1945年4月7日坊ノ岬沖海戦で約2時間の戦闘ののち沈没しました。
展示されている戦艦『大和』は当時の設計図や写真、潜水調査水中映像などをもとに、
可能な限り詳細に再現しているということで艦橋や煙突、カタパルト、そして三連装主砲など全てが精巧に作られていて迫力が凄く、ずっと眺めていたいほどでした(●´ω`●)
甲板には乗組員もいたので、訪れた方はぜひ探してみてください✨
大和の横を進むと呉の歴史エリアがございます(/*´∀`)o
こちらのエリアは呉鎮守府の開庁や海軍工廠の設立、高級技術の発達、太平洋戦争から平和産業港湾都市としての再生を展示しております!
展示設備には、建築設備技術遺産に認定されている戦艦『金剛』に搭載されていたヤーロー式ボイラーや、砲弾の破片、航空母艦の飛行甲板の木片など、様々な展示物を見ることができます!
1枚目は左上が戦艦『長門』、右下が戦艦『金剛』、
2枚目は零式水上偵察機、局地戦闘機「紫電改」、艦上爆撃機「彗星」です✨
戦艦『長門』は入り口に展示してあった戦艦『陸奥』の同型艦で『陸奥と長門は日本の誇り』というカルタが作られたほど人気の戦艦だったそうです🥰
『陸奥』と同じく1920年に竣工し、大和型が就役するまで、連合艦隊旗艦を務めておりました!
終戦後アメリカ軍に接収され、1946年にクロスロード作戦に標的艦として参加し、ビキニ沖で2回の実験の結果、沈没し今なお海底に眠っています
零式水上偵察機は標準的な水上偵察機で、『大和』や『長門』などの戦艦や巡洋艦、水上機母艦などに搭載され、索敵任務を行い艦隊の「目」の役割を務めていました。
こちらの呉の歴史エリアでは、戦艦『大和』の技術や生涯、乗っていた人々について、そして現在を紹介しているブースもあり、とても勉強になりました!
呉の歴史エリアを抜けると大型資料展示室がございます!
こちらのエリアには、九三式酸素魚雷や二式魚雷、 特攻兵器「回天」十型(試作型)、零式艦上戦闘機六二型、特殊潜航艇「海龍」(後期量産型) そして、各種砲弾が展示されております
こちらの写真は九三式酸素魚雷の尾部と「回天」でございます。
「九三式魚雷」は、それまでの魚雷の欠点であった射程距離の不足、航跡発生の問題を解決するため、帝國海軍のみが実用化に成功した、純粋な酸素を燃料酸化剤に使用しております。
「回天」は全長9メートルで乗員1名の特攻兵器です。「回天」に搭乗した乗組員の肉声も残されていて聞くことができました。
こちらはの機体は1945年、飛行中にエンジントラブルのため琵琶湖に不時着し、1978年に琵琶湖から引き揚げられたものだそうです。
「零式艦上戦闘機六二型」は「零式艦上戦闘機五二型」の派生型で胴体下に250kgの爆弾を搭載する懸吊架を装備した戦闘爆撃機です。
1945年から製造と戦争も末期だったことや、レイテ沖海戦で航空母艦を失い艦載機として運用する余力がなかったため、この時期に生まれた「零式艦上戦闘機六二型」は特攻作戦に多く用いられてしまいました。
ずらっと並んでいるのは、大和型で使用された46センチ九一式徹甲弾や長門型などで使用された41センチ九一式徹甲弾をはじめとした各種砲弾や火薬缶などでございます!
46センチ九一式徹甲弾は2mほどの大きさがありましたΣ(゚Д゚)
お次は大和シアターへ (/*´∀`)o
こちらでは、戦艦『大和』の潜水調査の映像などを見ることができました!
他にも様々な艦艇の模型などが置いてあるエリアや、、、
1/10サイズの大和を上から見ることもできます✨
お次は企画展「第31回企画展 日本海軍と航空母艦」へヽ(@,,>∀<)ノ
こちらは期間限定の企画展で航空母艦の飛行甲板や格納庫部分などの比較、再現展示がされております✨
企画の内容は会場内の音声ガイドでの案内がございます!
日本語ナレーションは『SPY×FAMILY』のヨル役や『鬼滅の刃』の胡蝶しのぶ役の早見沙織さん、
英語ナレーションは 『艦隊これくしょん-艦これ-』のWarspite やArkRoyal役の内田秀さんです!
艦これから艦艇に興味を持ったので、内田秀さんのナレーションを聴きたかったのですが、、、
難しすぎて断念、、、(´△`)
早見沙織さんの美声を楽しむことにしました(๑´ω`๑)♡
展示物は、
『赤城』や『翔鶴』、『大鳳』など様々な航空母艦の模型などが分けて展示してありました✨
格納庫部分の再現展示もあり、とても楽しかったです💕
飛行甲板比較展示では、各艦の飛行甲板の図面を1/100スケールで複製展示しているので、大きさの違いなども見ることができました♪
最後はお土産屋さんへo(・∀・)o
写真は撮り忘れてしまいましたが、戦艦『大和』のタイ止めと間宮羊羹を購入しました✨
間宮羊羹とは、、、
広島県呉市を母港とする艦艇の中で、海軍将兵に『最も愛された、人気のあった艦』と言われている特務艦『間宮』で作られていた羊羹です!
特務艦とは、他の艦艇の活動を支援することを任務とする艦で、『間宮』は他艦に糧食を供給する給糧艦です🍚
『間宮』は、内地から部隊に糧食を輸送するだけでなく、艦内に食品を製造加工できる設備も有し、食品の他にモナカや大福、羊羹などの菓子類も製造していました🍡
当時『間宮』で製造されていた羊羹は、「某有名和菓子屋さんの羊羹より大きく!」という命令が申し送られていたそうで、最低でも2kgはあったと思われているそうですΣ( ˙꒳˙ ;)
そのサイズの羊羹を『間宮』では1日に2200本製造できる能力があったそうで、そんな間宮羊羹を当時のレシピそのままに再現した羊羹とのことでした✨
いかがでしたでしょうか??
貴重な資料などをたくさん見られて大満足でした✨
また、機会があったら是非行きたいです💕
ちなみに大和ミュージアムのHPでは潜水調査の映像を視聴することができるので、気になった方は是非ご覧ください♪
潜水調査公開映像→♡
最後までお読みいただき、ありがとうございました(◍´꒳`◍)
𓂃 𓈒 𓂃 𓈒 𓂃 𓈒 𓂃 𓈒 𓂃 𓈒 𓂃 𓈒 𓂃 𓈒 𓂃
大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)
https://yamato-museum.com/
開館時間
展示室、ショップ:9:00 〜 18:00(入館は17:30まで)
ライブラリー:9:00〜17:00
火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日休館)
※ 4月29日〜5月5日、7月21日〜8月31日、12月29日〜1月3日は無休
2025年2月中旬~2026年3月末まで休館予定
常設展入館料
一般(大学生以上)500円
高校生300円
小・中学生200円
𓂃 𓈒 𓂃 𓈒 𓂃 𓈒 𓂃 𓈒 𓂃 𓈒 𓂃 𓈒 𓂃 𓈒 𓂃