みなさま こんにちは🎐 メイクスタッフの武部です✩‧₊˚
ココログループ各店では、あらゆるスタッフが、色々な撮影小道具やお支度小物を手作りしている事はご存知でしょうか?
みんなそれぞれに得意分野があるとは思いますが、私は主に裁縫関連が得意分野です^^
ただ、何でも作れます!とは言えないですし、かなり自己流です…。ですが、今までに作ったもの全てに愛着があるのは言うまでもありません♪
そこで今回は、エスペラント京都で現在行っている、金魚をモチーフにしたプラン【金鮮花-キンセンカ-プラン】で使用している《金魚のしっぽ》についてご紹介したいと思います♥*
まずはイメージを膨らませる為に、金魚の画像を観察するところからスタート!イメージ大事です!!
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何となくのイメージが出来たら、いざ実践です!
まずは1番大事な金魚のヒレ部分の土台づくりから取り掛かりました(˙︶˙ э )Эº・*.・。
元々はお着物の裏地部分に使われていたこの赤い生地。
シンプルに赤い色の生地ではなく、地模様が入っており、まさに金魚のしっぽ土台部分に相応しく、再利用することにしました✨
着物は元々「着れなくなったから捨てる」ではなく、一旦ほどいて仕立て直しをしながら代々受け継がれたり、大人の着物を子ども用の着物に仕立て替えたり、羽織やバッグなどにリメイクして永く愛用するものとして昔の人達は生活してきたそうです( ˆˆ )
私もその昔ながらの精神性を私生活にも生かせるよう、少しでも見習っていけたらなと思っています!
それでは話を戻しまして…
赤生地にヒレの形になるよう、大体のしるしを付けて2枚の布を用意したら、ミシンで袋に縫っていきます🧵…
それをひっくり返したら、ヒレから胴体へと繋がる部分にはゴールドのあみあみを付けてみました!
少し金魚のうろこ感が出ればと思ったのですが、いかがでしょう??
そしてこの素材、一体何を使っていると思いますか?
実は・・・ランチョンマットを使用しています!(きっと、他の多くのスタッフも知らない事実だと思います笑)
金魚の光沢のある感じはこれで再現出来たものの、何だかゴールド感が強い...?と、さらに赤いレース生地を所々に貼り付けてみましたε( ε ・ᴗ・)з♪
その後は..
ちっちゃなヒレを付ける
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携帯画像を確認…( -᷄ω-᷅ )
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金色ラメ入りのチュール生地を大まかに合わせてみる
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携帯画像を確認…( -᷄ω-᷅ )
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チュール生地を縫い付ける
と、付けたり外したりの試行錯誤を重ねつつも、以上の作業を一気に進めていきます!
※「オーガンジー」とは、薄くて軽く、ハリのある風合いの固い手織りの平織物のことを言います。
※「チュール」とは、多角形の網目をもつレース地の一種の事を言います。
でも、水の中を優雅に泳ぐヒラヒラ感はまだ無い状態...
そこで登場!柔らかオーガンジー生地✨
しっぽの先から流れるように、シルエットを形作ったオーガンジーを縫い付けたら、一気に金魚のヒレ感が出てきました(˙︶˙ э )Эº・*.・。
これで、大体のしっぽの輪郭がようやく見えてきました\(*ˊᵕˋ*)/✨
ここまで来ると、完成像も想像出来てグンと仕上がりが楽しみになってきます♪♪
そして、最後に登場したのは、もう少しハリのあるオーガンジー生地(∩ˊᵕˋ∩)♪
生地屋さんに行くと、色々な素材や質感、模様の生地がたくさんあり、作りたいものやイメージによって吟味して選ぶのですが、それが本当に難しいなと感じます(・-・`)
なので、仕上がって納得のいくものになった時が本当に嬉しい瞬間だったりします♪
そして、ハリのあるオーガンジーは、金魚のヒレに立体感を出してくれました(˙︶˙ э )Эº・*.・。
最後の最後に、より金魚のしっぽに近づける「くびれ」を作ったら、、完成です✨✨
同じ赤い生地でも、質感の違う生地を複数使用する事で、よりリアルなものに仕上がると思います( ´﹀` )
そして実際の撮影では、こんな感じに使用されていますよ✨✨
いかがでしたでしょうか?
なかなかここまで説明する事は普段はないですが、この機会に詳しくご紹介させて頂きました\( ˆˆ )
これを機に、少しでも興味を持って頂けたなら嬉しいです✨
今回ご紹介したもの以外にも、ココログループのプランで使われているものには、たくさんのスタッフの思いがこもったものが沢山あります✨
そして体験を通してお客様の喜んで頂いている姿に出会えることが、スタッフの原動力にもなっています🍀
これからも、みなさまに喜んで頂けるような企画づくりと、創作意欲をもって励んでいきたいと思います✨
それでは、最後までブログをご覧頂きありがとうございました(᎑ ᎑)♡